コラム

ブログ

公認心理師とはどんな資格??

公認心理師は2017年施行の公認心理師法で定められた、日本で初めての心理に関する国家資格です。

 

公認心理師の資格を取得するとどんな場所で働ける?

 公認心理師の資格を取得することで、福祉や教育、医療などさまざまな領域で勤務できます。それぞれの領域で担う役割は異なります。

福祉領域

 公認心理師の福祉領域での就業先として挙げられるのが、児童相談所や児童福祉施設です。

 このような施設で、不登校や虐待といった子育てに関わる相談や障がいについての相談に対応します。

 成人を対象とする場合、障がい者の入所施設や相談機関も公認心理師の就業先です。

 就業先では障がい者の心理査定や支援によって、障がい者本人と家族をサポートします。

 また、特別養護老人ホームやほかの高齢者施設、DV被害を受けた女性を支援する団体にも活躍の場はあるでしょう。

教育領域

 公認心理師はスクールカウンセラーとして教育領域で活躍できる可能性があります。

 これまでスクールカウンセラーは臨床心理士が担っていました。

 しかし、2021年度の小中学校の不登校生徒の数は24万4,940人と多いことから、臨床心理士だけでなく、公認心理師もスクールカウンセラーとして不登校やいじめの問題に取り組んでいくことが予想されます。

 また、自治体による教育相談室や教育センターも公認心理師の勤務先として挙げられます。
 
 

医療領域

 医療の領域における心理臨床は臨床心理士の役目でした。

 公認心理師が活躍する医療領域として、精神科や小児科といった診療科以外にも、保健所や精神保健福祉センターといった保健機関が挙げられます。

 保健機関では、公務員である精神保健福祉相談員として勤務します。

 精神保健福祉相談員はアルコールをはじめとした依存症の相談やひきこもりの相談やサポートなどに応じる以外にも、心の健康についての啓蒙活動も行います。

産業・労働領域

 公認心理師が産業、労働領域で働くとしたら、企業内のカウンセラーや外部から労働者の心の健康をサポートするEAPが考えられます。

 たとえば、メンタルヘルスに未然に配慮する一次予防、早期に発見・対応する二次予防、復職をサポートする三次予防といった段階に応じて労働者の心のケアに携わります。

 企業カウンセラーやEAP(Employee Assistance Program:従業員支援プログラム)が考えられます。

 公認心理師が産業や労働の領域を活躍の場として選択することで、企業カウンセラーやEAPの浸透が期待できます。

司法領域

 家庭裁判所や少年院、少年鑑別所といった司法領域も公認心理師の就職先です。

 公認心理師は司法領域では、犯罪被害者や加害者の心のケアや更生のための心理療法などを行います。
 
放課後等デイサービス ウィズ・ユーはんだ、放課後等デイサービス ウィズ・ユーちたでは事業拡大につき従業員を募集中です。児童発達管理責任者、社会福祉主事任用資格、教員免許保持者、福祉施設での実務経験者、保育士免許保持者、公認心理士、児童指導員任用資格、これら1つ以上に該当する方を募集しております。ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。